日常

生まれてはじめて裁判を傍聴して衝撃を受けた

名古屋地方裁判所外観

名古屋地方裁判所にて裁判の傍聴

手順と裁判の感想

 
一度くらいは裁判の傍聴をしようと有給休暇を取得し裁判所に行きました。

日時は伏せますが内容や感想を述べます。

 
外観は赤レンガの建物でわかりやすいです。

名古屋地方裁判所の地図はこちらです。

裁判所のホームページに流れや詳細が書かれているので、傍聴前に一度確認するとわかりやすいです。

参考資料:裁判を傍聴してみよう!

 
持ち物について
持ち物は手ぶらでも大丈夫です。
エール屋は裁判の内容をメモするために筆記用具とノートを持参しました。

 
手順
正面玄関の左手から入り手荷物検査を受ける。
→ポケットの中のスマホやカバンを預けゲートを通る。
突き当り左手のカウンター上に「開廷予定表」があるのでスケジュールを確認。
→「開廷予定表」は民事と刑事があり、どの裁判を傍聴するか決める。
時間の10分程前になったらエレベーターで上がり、該当の部屋で傍聴。
→部屋によって傍聴人数が違うので満席だと入れません。立ち見不可。
→開場されるのは10分程前なので必ず見たい場合はそれよりも早い時間で待つ。
→裁判長が入廷したら全員(傍聴人も含む)起立して、一礼して着席する。

 
裁判所基本事項
時間:平日10時~12時・13時~17時(ビルには10時前から入場可。土・日・祝日休み。)
傍聴人は裁判の途中で入場や退場は自由です。

 
傍聴内容
覚せい剤取締法違反 新件
窃盗罪 新件
判決
道路交通法違反 審理
過失運転致死 新件

 
覚せい剤取締法違反
席に座って待っていると検察官や弁護士が入ってきました。
資料をテーブルに広げて準備していました。
裁判長が入廷し全員起立(傍聴人も起立)して、一礼して着席します。
ここからが一番の衝撃でした。
被告人が警察官に両脇を抱えられ入廷しました。
被告人をよく見ると手錠と腰縄で入ってきました。
言葉を失いました。
見てはいけないモノを見てしまった感じがして直視できなかったです。
被告を証言台に座らせ「名前」「生年月日」「本籍」「住んでいる住所」「仕事の有無」の確認をします。
新件だったので黙秘権の説明を裁判長がします。
「答えなくない質問には答えなくて構いません。」
「発言は有利な証拠にもなるし不利な証拠にもなるので注意して発言して下さい。」
検事と弁護士双方の言い分や質問を聞きます。
今回の被告人は社員寮にて覚せい剤使用。
理由は仕事でストレスがたまっていたから。
以前にも覚せい剤を使用して前科あり。
購入経路が道を歩いていたら知らない外国人がいたので声をかけて購入したそうです。
密売人から声をかけた訳ではなく、持ってるだろうと被告人から声をかけた。
そんな気軽に手に入るんだと驚きました。
次回判決が言い渡されるそうです。

 
窃盗罪
コンビニでモノを盗んだそうです。
合計金額700円程です。
700円でも窃盗になるので金額の大小ではないと改めて認識しました。
万引きした理由が女性関係で嫌なことがあって盗んだとのこと。
東京でホストを仕事にしていたが東京に馴染めず名古屋にきたそうです。
コンビニに寄った際、欲しいモノがあり盗んでしまったそうです。
初犯ではなく前科あり。
次回判決が言い渡されるそうです。

 
判決
判決も傍聴したいと思い日時を確認し傍聴しました。
時間は数分で終了。
裁判長が判決を言い渡し終了。
あっという間に判決は終わりました。

 
昼になったので食事をしに地下1階の食堂にて昼食することにしました。
こちらがメニュー表です。

名古屋地方裁判所食堂メニュー表
こちらがメニューのサンプルです。

名古屋地方裁判所食堂メニュー
エール屋は日替わりAランチにしました。
券売機にて食券を購入し小鉢を1品選びます。
ご飯は白米か五目御飯か選べました。

名古屋地方裁判所内食堂ランチ

五目ご飯とみそ汁と豚肉の生姜炒めとかき揚げです。
男性には量が少なかったですね。
味は普通です。
値段が500円なので値段を考えたら妥当な値段設定ですね。

食堂の隣には売店がありました。

名古屋地方裁判所内売店

昼食後は時間があったので椅子に座って今日の出来事を振り返っていました。

午後からは車をテーマにした道路交通法違反と過失運転致死を傍聴

道路交通法違反
審理案件です。
スピート違反したがあおられた車から逃げるためにスピードを出した。
ドライブレコーダーの画像を見て明らかにスピードを出しているのがわかりました。
高速道路だと思っていましたが一般道とのこと。
目の前の車を追い越そうとしたら幅寄せしてきてぶつかりそうになった。
一般道なら道を変更するなり無理に追い越しせずに減速するなり、追い越す以外の選択をした方がよかったんじゃないかなと思った。

 
過失運転致死
被告人が車ではねて子供を死亡させてしまった。
民事では示談が成立し保険会社から保険金が支払われる。
確認不足で事故がおきてしまった訳ですが、誰にでもなりえる可能性があります。
例えば夜で雨が降っていて土地勘のない場所を運転していて歩行者をはねてしまったとか、普通にありえる話です。
車の運転をするのでエール屋も一歩間違えれば被告と同じ立ち位置になりえます。
自分の運転を過信せず慎重に安全運転を心がけたいです。

 
具体的に書くと名誉棄損にあたる可能性があり、抽象的にわざと書いた部分があります。
本人だと特定できないように書いたつもりです。

 
今回の裁判傍聴は良い経験をしました。
特に印象深ったのが手錠と腰縄です。
エール屋だったら手錠をかけられたら犯罪を犯したと後悔するだろうと思いました。
法律を遵守し真っ当に生きていこうと改めて決意しました。
他人が悪いことをしているから自分もしていい訳ではない。
「人の振り見て我が振り直せ」ですね。
もっと早く裁判傍聴しておけば良かったと思いました。
有給休暇を取得したらもう一回ぐらい行きたいです。

 
裁判傍聴にあたり専門用語が使われます。
理解してから傍聴するとわかりやすいので、一部用語説明します。

懲役:身柄を拘束して刑務作業を行わせる刑罰。
簡単に言えば「刑務所で労働すること」。
作業時間は1日8時間、4週間で168時間と定められています。

禁錮:身柄を拘束するだけの刑罰。希望すれば労働することは可能。独居房で1人で受刑。
簡単に言えば「刑務所で過ごすこと」。

執行猶予:刑罰の執行を一定期間保留すること。執行猶予期間中に罪を犯すことなく過ごせば刑罰が消滅すること。刑務所に入る必要はない。
簡単に言えば「懲役1年、執行猶予3年なら3年間罪を犯さなければ刑務所に服役しなくていい」。
言い換えれば「執行猶予中に新たな罪を犯すと懲役1年が直ちに執行される」。
※懲役刑や禁錮刑が3年以上だと執行猶予はつきません。

 
民事裁判
当事者:人(企業)VS人(企業)
訴えた人:原告
訴えられた人:被告
訴えれる人:誰でも可能
罪を証明する人:本人や協力者
和解による解決:有 無(示談は可)
争点:どちらが正しいか?

刑事裁判
当事者:検察官(国家)VS被告人
訴えられた人:被告人
訴えれる人:検察官
罪を証明する人:国家
和解による解決:無(示談は可)
争点:犯罪の有無・量刑

まとめ

一度は裁判傍聴すべき。
今後の人生において必ず役に立つ。
真面目に生きていこうと強く決意。